坐骨神経痛という言葉を耳にされるかと思います。
また、もしかしてそうじゃないかと不安を持たれている方も多くおられると思います。
そこで本日は坐骨神経痛について原因と症状についてお話します。
①原因・・
坐骨神経津には大きく4つの原因が考えられます。
1)椎間板のヘルニアであること。腰部の4番目と5番目の骨の間で椎間板を圧迫し神経を刺激します。重労働や無理な姿勢での時間が長い方。(床から重いものを持ち上げる)
2)脊柱管狭窄症であること。脊柱管がなんらかの刺激により狭くなることで神経を刺激します。比較的中高年の方。(臨床的には30歳代からもおられます)
3)姿勢が悪いまたは座っている状態が長く続く方。(お尻の筋肉が比較的薄く、坐骨の骨がとんがっている方)
4)繰り返し激しい動きをしてお尻廻りで刺激を受けやすい方。(スポーツ選手やトラックの運転手)
以上のような原因が考えられます。続いて症状についてご説明します。
②症状・・
症状は人それぞれ違ってきますが、いくつかの共通点があります。
1)立ち上がり時にお尻のくぼみ周辺がズキッと痛む。
2)ふくらはぎがつるような張るような痛みがある。
3)安静時も下肢にしびれがある。
4)長く歩けない、急な動作ができない、前後の反りが出来ないまたは痛い。
5)仰向けで膝を真っ直ぐにして足を上げていくと腰に痛みが強く出てしびれが増強する。
など症状には特徴があります。
当院では問診に時間を掛け、その患者様の症状をくまなくチェックいたします。
症状も人それぞれですし、治療法も当然十人十色ですからどうしても時間をかける必要があります。
ですので、当院を受診の方は時間に余裕を持ってお越し下さい🙋
次回は坐骨神経痛に効果があるストレッチについてご説明します。